2020年05月22日
小よく大を制す
力の小さいものが、力の大きなものを倒すことのたとえ。または、ちょっとしたことが大きな事件や災難を引き起こすということ。蚊や虻のように小さな虫でも、数が多ければ牛は走って逃げるという意味から。ともすると、人は大きなもの、強いものには勝てないと勝手に思ってしまいがちだ。確かに王道の横綱相撲を取って戦えば、大きなもの、強いものに負けてしまうかもしれない。しかし、小さいものや弱いものの利点や強味を探して、あちらの戦い方ではなく、こちらの戦い方に引き込めば、そこに勝てる可能性は生まれてくる。そうするためにも、自分自身の、あるいは自分達の相手にはなくて、こちらにはある強味をしっかりと理解しておくことが大切になる。いくら敵を研究しても自分、自分のチームを研究できていないといけないだろう。