2020年09月16日

東京という街で

東京に住んで長いが、東京を美しい街だと思ったことはなかったなぁ…やはりそこは仕事をする勝負の舞台の場所という意識が強く働いていたからかもしれない。そんな自分でも仕事を終えて何か凄い安堵感に包まれて夜中に、首都高速や中央道の車の車中から東京の夜景を眺めると美しいなと感じる。いや、美しいというより愛しくなるという方が正確かもしれない。無数に光る明かりの数だけ人がいる。オフィス街の明かりを見るとまだこの時間に仕事を頑張ってる人がいることに愛しさを感じ、マンションに光る明かりを見たらそれぞれの人が今こうして生きていることに愛しさを感じる。無数の光の中に無数の人の生活があるということに心が揺さぶられるのだ。もしかして永久に会うこともない人々。でも、一瞬でも光を通して人とふれあえたような刹那的な感情ではあるが。この街に住み、この街で共に生きる人々。人工物の光ではあるが、その光の向こうに人のささやかな息づかいを感じられることで感慨に浸る自分がいたりもする。人が生きているという当たり前のことに何だか安らぎを感じてしまう。それも光のマジックと自分の心の有り様なのかもしれないが……
posted by Takahata at 00:04| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする