2021年01月21日
精密機械と人間
10割の精密機械を目指して日々の練習は精進を重ねていく。しかし結果としては7割失敗をする人間としての自分自身を愛しんであげる。10割を目指していけば7割の失敗は何よりも生きた学びになる。そうすれば一分でも一厘でも、7割の失敗を減らしていける。最初から3割の成功を目指して7割失敗する人間としての自分自身を否定し憎んでいたら、7割の失敗は一分、一厘と増えていくかもしれない。人間は失敗する生き物。そんな自分自身を愛していきながらも、10割を目指して日々真剣に精進していくこと。7割の失敗をどのように見ていくか。それらの失敗を成功に繋げるか、さらなる失敗を繰り返していけるのかは自分自身の捉え方の問題になる。3割を目指しても3割を割っていくだろうし、7割の失敗をする自分を憎み否定をしても3割は割っていくような気がする。高みを目指しながら、人間を慈しむ心も大切になってくるように感じる。