2021年11月18日
レベル上がれば
選手はレベルが上がれば上がるだけ失敗のレベルも上がる。人間は基本的に失敗はする。そうすると、失敗を否定している限り、どこまで高いレベルになっても自分を否定するしかなくなる。昔は、何かスポーツを始めた当初はレベルも低く、失敗レベルも低かったはず。それがどんどん失敗しないようになる代わりに、失敗レベルも高くなる。つまり、引き算的な自己評価でいけば、どこまでレベルが高くなっても、自分は失敗してしまうダメな選手という否定的な評価になる。それだったら、レベルが高くなる度にできるようになったことを足し算的に評価していきたい。自己否定と自分に厳しいというのは似ているようで、まるで違うことだ。