昨日は東京大学の体育会の学生達を対象にしたメンタル講習会をさせていただきました。とても素直で積極的で、さすがに頭の回転が早く軽快にやり取りをしながら進めていきました。
東京大学の学生達の特徴の一つとして例え好きではないことでも、目指す目標を達成するためには一切の妥協を許さず、たゆまぬ地道な積み重ねをしていくことができるという点があります。
それは勉強でもスポーツでも同じです。好きなことでも地道に続けるのは難しいのに、好きではないことでも目指す目標のためにあらゆることを犠牲にしてもそれに打ち込んでいける力は凄いな!と心から関心させられます。
どんな好きなことでも、それを遂行していく過程では嫌なことや苦痛に感じることもあるものです。スポーツが好きでも、オフ期間のトレーニングは苦痛を感じたり嫌がったりする選手は多いものです。
あとは、全てを万偏なく平均以上に高めていく力です。何かに特化した一芸的な力ではなく、飛び抜けた総合力を身につけていけるということです。スペシャリストというよりは、高いレベルでのゼネラリスト。
勉強を通して身につけてきたそうした力を彼らのスポーツ活動にも生かしていきながらも、足りないものも身につけていくことで更なる東大のスポーツの進化を遂げていってもらいたいと期待しています。