2022年07月15日

感度を下げることも時には大切

報告の場で叱責されたり、社内のミーティングでいろいろなことを言われたり、人から否定的な言葉をかけられたりすると感情的になってしまう場合があります。感情的になってしまうと感情に振り回されて論理的に説明できなくなったり、売り言葉に買い言葉のように感情がぶつかり合ってしまったりしてしまいます。そうすると無用な摩擦を起こしてしまったり、話が一向に進展しなくなったりします。そうなると何もいいことはないどころか余計に面倒な展開になっていきます。そうならないように自分の感度を下げるのです。感度を下げるための第一段階として、自分の中に湧き上がってきた感情に執着するのではなく、3秒くらいでゆっくりと息を吸い込み感情を一旦お腹の中に落とすイメージを持ってください。そして5秒くらいでゆっくり息を吐き出し感情を放出するイメージをするのです。第二段階としては、感情に対して論理で対抗します。自分の中に二人の自分がいて、感情的な自分に対してもう一人の自分が論理的に説得するのです。「何かイライラするな!」「はい、はい、ここでイライラしてしまうと話がこじれて、後でさらに面倒なことになるよ。そうなって後で大変な思いをしなくちゃいけないくらいなら、今は押さえておいた方が得だと思わないか?」といった具合にです。第三段階として、自分がロボットにでもなったようなイメージで単に相手の言葉だけを拾い、単に言葉を機械的に返すようにすることです。この際に顔から全身までの筋肉の力を抜いて身体の重心を下に落とすイメージを持つようにすると感情を排除していきやすくなります。そのようにして感情に対しての感度を下げていくと、感情に左右されずに冷静に相手に対処していきやすくなります。
posted by Takahata at 00:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする