2022年07月16日
自分で正解を作り出す
人生には様々な分岐点があります。多くの人は選んだ道で成功すればその選択を正解だと考え、失敗すればそれを不正解と考えます。失敗すると過去を振り返り自分は何故こっちの選択をしたのだろうとクヨクヨと後悔するのです。しかし、よく考えてみれば分かりますが、未来のことはどちらが正解かは予言者ですら分からないでしょう。自分がどちらの道に進もうが大切なのは、進んだ道を正解にしていくのだという自分自身の覚悟なのではないでしょうか。分岐点は宝くじ的な運不運ではないのです。正解を作り出していけるのは他でもない自分自身でしかないのですから。自分を、そして自分が選んだ道を信じ抜いていくしかないのです。正解を作ってくれるのは運でも他人でもないのです。自分自身でしかありません。大切なのは分岐点での選択ではないのかもしれません。どちらを選択しても自分次第で正解になるし、不正解にもなるのです。テストと違って一方が正解、不正解ではないからです。分岐点で選んだ選択肢を後になって後悔したり、運や誰かのせいにして言い訳するのは嫌なものです。成功する人はどちらの道に進もうが成功すると思うのです。それはどちらを選択するかではなく、選択した道に自己責任と覚悟を持って後悔なく懸命に生きていける人だからです。要はどんな道であれ自分次第でしかないということなのです。道そのものには正解も不正解もないと理解しておくことは大切だと思います。多くの人がその分岐点に立たされた時に考える思考パターンは一方が正解、もう一方は不正解という二分法なのではないでしょうか。二分法はどちらが成功するかという結果だけに意識が向きます。どのようにしていくかという過程は二の次で、どちらかを選択した先にさあ!どうやっていこうかと一つの過程だけを考えていくことになります。分岐点に立たされた時には、二分法ではなくどちらも正解なのだと最初に考えることです。そしてどちらの選択をしようがそれぞれを成功に導いていくための過程を二通り考えるのです。どちらが正解、不正解ではなく、正解にしていくためにの自分の覚悟を持つのです。そうすれば、本当の意味での自己責任が生じます。その上で選択したことであれば、途中であっちにしておけば良かったという迷いは少なくなるし、どちらを選んだかではなく自分の取り組み方次第なのだと腹を括って進んでいけるのではないかと思います。