株式会社ウーブルとの新たなプロジェクトとしてスタートした『年中夢求プロジェクト』を月に一度実施しています。
1回目は元カープの長谷川昌幸さんと共に海田西中学校で、2回目は元千葉ロッテマリーンズの植松優友さんと共に牛田&早稲田中学で、3回目は元カープの森跳二さんと共に児童養護施設の似島学園で行ってきました。4回目は8月に元埼玉西武ライオンズの三井浩二さんと府中中学で行います。
野球を通して子ども達を元気にすることの一つに、子ども達の自信を高めて挑戦する楽しみを伝えていくことがあります。自信がなかったり、他人の目を気にして積極的になれない子ども達も多いのです。
年中夢求プロジェクトでは、元プロ野球選手とメンタルトレーナーの自分が僅かな時間で子ども達の持っている良い部分や素晴らしい部分を見抜き、子ども達に伝わる言葉で褒めていくように心がけています。そうすると、最初はモゾモゾしていた子どもも、ひとまずやってみよう!という気持ちになってくれます。
時には一緒になって手を繋いで走ったり、一緒にバットを振るなどしてボディーコミュニケーションを図るようにしています。そんな時にもできる限り、できないことが少しでもできるようになった点を一早く見つけて褒めていきます。
元プロの選手から褒めてもらった子ども達には笑顔が増えていくのです。そして中には「どうやったらもっと巧くなれる?」と子ども達の方から聞いてくる子ども達も出てきます。
365日分の1日、しかも24時間分の2時間という僅かな時間ですが、子ども達にとって心に強く刻まれる大切な時間になってくれると嬉しいなと感じます。