2022年08月11日

夢に

元プロ野球の審判の山崎夏生さんと久しぶりにお会いした。パリーグ一筋29年間1451試合の審判員人生。オールスターゲームにも3試合に出場する。

今日はこの夏に引退した、広島の一人の高校球児が将来プロ野球の審判になることが小さな頃からの夢ということで、夜行バスで日帰りで東京に行きますので山崎さんを紹介してくださいということでセッティング。


この球児は目を輝かせて必死でメモを取りながら真剣に山崎さんのお話を聞いていました。最近は夢を持つ若者が減ってきていると学校の先生からもよく耳にします。

また幼い頃は夢があっても年を経るにつれて夢を忘れていったり諦めたり、捨ててしまったり。。。そんな中で幼い頃からの夢を必死に追い求めている姿に僕も心を揺さぶられました。


山崎さんもこの若者に真剣に向き合ってくださり、多くのことを伝えてくださいました。帰り際に「絶対に何が何でも喰らいついて夢を実現させます!!」と言っていました。そんな若者の姿勢に山崎さんから全力で力になるからという温かなお言葉をいただいていました。


夢は見るためにあるのではなく、自らの行動によって手繰り寄せるもの。その行動がどのようなものなのか?によって人の心を打って動かしていくこともできる。夢は誰かが叶えてくれるものではない。しかし、行動によっては誰かの応援を得ることはできる。


指をくわえて待っていても何にもならない。自らが掴まえにいくのかどうか。そこにどれだけの明確な強い意志があるのかどうか。

夢の先にいる大人に、これから夢を叶える若者が喰らいつく必死な姿に山崎さんも僕も強く心を打たれた。
posted by Takahata at 01:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする