2022年09月01日
言葉の捉え方のズレが
例えば「頑張る」という言葉によって、皆さんはどのようなイメージを持たれるだろうか。恐らく人の数だけ、そのイメージは様々なのではないだろうか。人の数だけの頑張るがあるということ。指導者が選手に「頑張れ!」と言ったとします。選手は「頑張ります!」と答えたとしましょう。この瞬間、一見するとお互いに気持ちが通い合っているように感じるだろう。しかし、指導者がイメージしている頑張ると選手のイメージしている頑張るのイメージが違っていたとすると、指導者は「頑張ると口にしたのに何故頑張らないんだ!」というイライラ感が生まれます。選手は「自分は頑張っているのに何故認めてもらえないんだ!」と不安になります。このように言葉の捉え方のズレが両者の気持ちのズレを大きくしていくことがあるので気をつけていきたいものです。