株式会社ウーブルとの第7回目の『年中夢求プロジェクト』を呉の横路中学で開催しました。今回は元千葉ロッテマリーンズのストッパーを務めていた荻野忠寛さんにお願いしました。
参加者は横路中学、牛田中学、横路小学校など80名。荻野さんの「野球のセンスを磨く」というテーマのもとで目から鱗の身体の使い方などを学び、子ども達も指導者も目を輝かせていました。
何事もそうだが、上達できなければそれをすぐに自分の能力が足りないからだと自分が自分自身に言い訳をして諦めたり、少しやってみてできなければ飽きてやめてしまったり。。。
能力が今足りていないと感じるなら飽きたり諦めたりするのではなく、それを開発したり、磨いたりする方向に意識を向けていけるような子ども達を育てていきたいと思います。
開発したり磨いていこうという意識さえあれば、今自分が取り組んでいることに貪欲になっていけるはずです。貪欲になれば、どんどん知識を吸収したり、上達するためにアイデアや工夫をできるようになっていきます。
そこには試行錯誤が自然に生まれます。ただ何となく取り組むのではなく、常に頭をフル回転させながら取り組んでいけるようになります。
人間の身体能力は鳥より高くは飛べないし、魚より泳げないし、野性動物ほど速くは走れない。。。しかし頭を使えば宇宙にも行けるし、潜水艦で深海まで潜れるし、スーパーカーで高速で走れます。
人間の進化はまさしく頭脳の進化であり、これこそが他の全ての生き物を凌駕しているものです。自分の進化も自分の頭脳を進化させていくことです。
いとも簡単に生まれ持った能力のせいにして諦めたりするのではなく、自分の頭脳をフル活用してより高みを目指していけるような子ども達を育てていくことも、このプロジェクトの大きな願いなのです。