2024年07月02日
足元を見つめる
日本は資源の乏しい国と思われがちである。そこに住む自分達もそのように思いがちだ。実際、日本は多くの資源を輸入に頼っている。しかし。。。日本には水という生命に欠かせない資源が豊富にある。水の惑星と言われる地球だがそのほとんどが海水。人が活用できる淡水は南極や北極の氷を除けば地球上の水の1%しかないようだ。この水に困らないという希少な国の一つが日本ということになる。恵まれ過ぎていてその価値を見落としてしまったり、気づかずに他ばかりを羨んでいても仕方がない。最先端の文明を整える意味では資源はないかもしれないが、人としての生命の根幹を維持する意味では豊富な資源があるということだ。これは何事においても言えることだろう。自分が置かれた環境をしっかりと見つめることをしないで、他の環境を見てないものねだりをして悲観的になっていても仕方がない。そんなことをする前にまずはしっかりと足元を見つめることが大切になる。