2024年09月15日
仲間へ
誰もが試合に出たい。でも出ることができない選手がいる。それでもふて腐れることなく黙々と練習に励む姿。チームの仲間のために自分のできる役割を黙々と行う姿。試合に出る選手は彼らの想いを胸に刻んで共に戦いたい。勝つか負けるか以上に彼らに胸を張れる戦い方をしていきたい。感謝を込めて。どんなに戦いたくても決してその場に立つことが許されない仲間がいることを片時も忘れてはいけないと思う。同じ時間を、いやそれ以上に長い時間を練習に汗してきた仲間の想いを強く強く胸に刻んでいきたい。自分が苦しい時、迷う時、妥協しそうな時、諦めそうになった時…目を閉じて共に生きてきた仲間の顔を思い浮かべてみる。そしてお前に胸を張れるような戦い方を見せてやるよ!と心の中で呟く。
プロフェッショナル
何でもやればある程度まではできる。例えばボールを投げるというのも少しやれば投げられるようになる。しかし速いボールを投げる、コントロール良く投げるとなると技術をとことんまで探求しなくてはいけなくなる。生半可な気持ちでは中途半端で終わりになる。その探求の姿勢こそがプロフェッショナル。この探求が一番難しい。ある程度までは人が教えてくれる領域。答え、やり方は教えてもらえる。しかし…そこから先は自分一人での探求の旅が始まる。答え、やり方は自分で見つけて作り出していかなくてはならなくなる。どんな物事も探求していくと知れば知るほど、知らないことの多さに圧倒され、深く掘り下げれば下げるほど奥深さに途方に暮れたりしてしまう。それでも飽くなき探求心を持って先に先に進んでいけるのが本当のプロフェッショナルだと感じる。中途半端なものを増やしていくよりも、何か一つをとことんまで追いかけてみるのも楽しいと思う。プロフェッショナルとはどこまで行ってもゴールのない旅のような気がしてしまう。