2024年10月20日
効率化の先に
効率化を図っていけば、確かに無駄はなくなって機能的になっていく。ただ、では効率化をどんどん進めていけばいいのか?という点については疑問も残る。味気なくなるような感じがしなくもない。無駄に見えるようなものが心の豊かさを作り出したり、無駄に見えることの中に実は何よりも大切な本質が隠されているようにも感じる。生産性そのものを直接的に考えれば効率化は良いのだろうが、その生産性だって間接的に無駄に見えるものが効果的に働いている場合もある。人間はそもそも機械ではない。心を持った生き物。その心が豊かであってこその効率化ではないかと考えたりもする。