2025年01月05日

足の裏

『尊いのは頭ではなく手ではなく、足の裏である。一生人に知られず、一生きたない処と接し、黙々としてその努めを果してゆく。足の裏がおしえるもの。しんみんよ、足の裏的な仕事をし、足の裏的な人間になれ。』濱本光治著の『サクラ咲ク2』の中に書かれていた坂村真民の言葉だ。確かに足の裏というのは、普段は意識も払わないけれど、絶対的に必要なものだ。全身を支え、汚れ仕事をして…特に感謝されることもなく、人間の一生を支えていく。改めて考えさせられる言葉だ。人はついつい様々なことに当然になり、ついつい感謝の気持ちを忘れていくことも多い。きっと世の中は、自分を含めて、誰かが誰かの足の裏的な役割を担い、またその誰かも誰かに足の裏的な役割を担ってもらっているはずだ。だからこそ、自分もそうだが、足の裏的に支えてもらっている方々に対しての感謝を忘れないようにし、また自らも率先して誰かの足の裏的な役割を担って支えていけるような生き方をしていければと改めて考えさせられた。
posted by Takahata at 00:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする