腕が上がるのか、腕を上げるのか、動作を見るとさほど両者の間に違いは見られません。しかし上がるのと、上げるのでは体の使い方はまるで違いますよね。見かけの動作は同じでも、見えない体の内部では全く違う動きをしています。人は視覚情報から目に見える部分だけを真似ようとして似て非なることをしてしまっている人がたくさんいるんですね。これはメンタル面でも同じなんですね。ある行動、ある言葉を同じように真似ていても、体の使い方同様に心の使い方を間違えていたら、てんで違った誤った行動や言葉になってしまうんですね。目に見えることなんて実は大きいようでいて、本当に表面的なことでしかないんです。よく誰かの行動や言葉を単に表面的に真似る人もたくさんいます。まあ、それをして満足している限りはそこまででしかないでしょうね。いつも書いていますが、体でもメンタルでも目に見えない世界にこそ本質や深みがあるんですね。技はそれらのアウトプットの一つの表現されたものでしかないのですから。浅い表面的な人にはならないようにしていかなく
てはいけませんよね。
2009年09月10日
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今日のコメントは自分自身に頂いたと思いました。良いと思うことは、即真似ようとしてしてます。結局はそれは表面だけしか理解していない、もしくは自分の範囲で、自分の都合の良いように解釈しているのだと思いました。
今日は強烈でした。浅い表面的な人間には・・
でも少しでも今後は見えてないことを見るように意識したいと思います。
それだけ、自分の生き方に迷っている人が多いのかもしれません。
本には沢山の成功事例が掲載されています。
ただ、まねから入るのはいいかもしれませんが、そこに考える作業がないと本当に二番煎じで終わると思います。
個人的にはこんなにも自己啓発の本が次から次へと出てきて、しかもそれで市場が成り立っているのか、疑問です。
もしかすると自己啓発系の市場にとっては今がバブル時期かもしれませんね。(笑)
そこをしらずして応用は利きませんからね。
それを表面上のことから理解するには難しいことだと思いますが、想像力や洞察力を懸命に使って理解していきたいと思います。
深い部分というのは、真似ではなく自分で構築していくものなのではないかと思います。
誰かの行動や言葉について、その背景というものを良く考えます。考えてもなかなか答えに行き着かないこともありますが・・・
でも、この背景というものをしっかり考えていくことで自分の成長の糧になるのではないかと思います。
真似ではなくてその背景というものを感じていける力をもっとつけていきたいと思います!
眼に見えない世界に本質があるということは今までも何度かブログに書かれていますよね。今日読んで思ったのは毎日のように高畑さんのブログを読ませて頂いてコメントを入れていますが自分は表面だけしか読んでいないのかもしれないと思いました。同じことを書かれているのに自分の感じ方が変わってきているんですよね。これはいいのか悪いのかよくわかりませんが高畑さんが伝えたいことは眼に見える文章ではないのかもしれないと思いました。
人それぞれ意見や感じ方が違うとは思います。
表の表現だけしっかりしている人もいっぱいいます!真似をしても表の表現しかよくならないと思います。真似をするにしてもしっかり選ばなくては自分の為にもならないなぁと感じました!
赤ちゃんが親の真似から始めるのもそうだと思いますが、なんでも最初はある程度はなんでも真似から入ることも必要だと思います。
スポーツだといわゆる基本というやつですよね。
まずは基本に忠実に。それは大事だと思います。
しかし、いつまでもそこにいてはいけませんね。
そこからは、感覚、感性をフルに研ぎ澄ませて自分らしさのある「個」を作っていくんだと思います。
個性を磨く中で時には基本を振り返ったりすることも大切に感じます。
全てのことに、見る、聞くだけではなく「感じる」という感覚を常に持って生きてたいですね。
洋服など、流行に乗ってみんな同じような格好をしてるのを見ると、ちゃんとおしゃれを考えて、それに辿り着いた人もたくさんいると思うけど、みんなが着てるからという理由で着てる人もたくさんいるような気がします。
僕は流行りなど気にせず、いつでも、西友やヨーカドーで充分と思ってしまうのですが、おかげで、いつもださいださいと言われてます(^^ゞ。
でも全く打てないし、投げれませんでした。
やはり体の使い方でしょうね。
表面はそっくりでしたが体の使い方が全く違うので全く打てたり、投げれたりというものがありませんでした。
今なら真似しようとしたら表面ではなく体の使い方を真似ると思います。
こうやって内面を考えたりする事ってすごく楽しいです。
私は、成功を収めている方々の本を読むのが好きです。本を読むたび、その方々のやり方を真似るのですが、長続きせずに、辞めてしまうことばかりでした。
しかし今考えてみると、その成功はその人だから出来たことで、自分には自分なりの成功パターンがあるのではないかと思いました。
自分らしく生きることこそが、最も幸せで、活き活きと生活できる秘訣だと思います☆
もしもその目に見えない部分を切り開いて中を覗いてみたら、その人が築き上げてきた経験と知識と感覚がビッシリと詰まっているんでしょうね。それらが折り重なって、または相互に刺激しあって一つの物事を完成させていく。精密機器を作り上げるための設計図のようなものかな、と考えました。その設計図は外からは見えませんから、他の人が模造できたと思っても粗悪品だったり全く違う製品になったりもしますね。見えない設計図を理解するためには、あらゆる角度からその製品を観察、想像し、試行錯誤を繰り返しつつも、自らの力で近づくこと、感じ取ることが必要だと思います。