2012年05月23日
集団心理
誰かを除け者や敵視して、グループや組織の団結を強めようとする集団は、やがては内部の誰かが順々に次のターゲットになり崩壊していく。個々が精神的に自立していて誰かを助けていけるような集団は本当の意味での仲間になっていける。人に意地悪をすれば自分に返ってくるし、人に誠意を示せばそれも返ってくる。誰かを集団で除け者にするという昔からの村八分なんてことをしている人達は常に不安で次は自分じゃないかと疑心暗鬼になっていく。人の顔色を伺い、人の機嫌を取り、人に調子を合わせる。自分が自分ではなくなっていく。除け者や敵視できる相手がいないと、そのベクトルが自分に向くのではないかと戦々恐々としている。10人が9人になり、8人になり7人…と減っていく中で意地の悪い人間は最後は1人に取り残される。そのようにして崩壊の道を辿っていく。個々で自立して相手に尊厳を持てるような集団は、まさしくラグビーで使われる『一人はみんなのために。みんなは一人のために。』を実践していける。そんな集団を目指していきたいものだ。
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その集団のあり方に個人が感化され、本当に仲間を思えるようになる集団こそ、本物の集団なのだと思います。
集団をよくするために自分の役割を考えたり、他のメンバーを助けることをいとわず、共通の目標に向かって共に協力するような集団ならば、自分も他のメンバーも、集団としても成長していけるでしょう。
母(介護員)がリーダー、妹(無職)が副リーダーといった感じで、弟2人(学生)とグループ化しています。
私と彼女らの間には壁がある感じ。
会話がない。目も合わせない。
食事も別だし、グループで出掛けますが、誘いもされない。
グループは、祖母を大変嫌っています。「汚ない」「臭い」と当たり前に暴言を吐きます。
恩を仇で返すとは…こういうことでしょう。
子育てはほぼ祖母がしていましたが、利用できる時期が過ぎたらお払い箱。
私もそうです。妹がくる前は、母の送迎や、買い物などをして、家族の輪の中にいましたが…妹が帰ってきたらお払い箱です。
私は、祖母の話を聞いてやるしかできないけど、祖母も私を励ましてくれます。
私は、もうすぐここから逃げます。
祖母のように軸がない人間だから。
実は、他にも弟2人がいますが、やはり同じ目にあい出ていきました。
たまに帰ってきても、すぐ帰ってしまう2人。
私は、できればみんなと仲良く暮らしたかったです。
いつかグループが解散すると信じています。
おばあちゃん、頑張れ。