今日、とあるプロ野球のバッターのトレーニング。
どうやら今、自分ではスランプに陥っていると感じているようでした。
そこで、その選手とバッティングについて話したのですが、
彼は自分のバッティング動作の中に15ヶ所ほど訂正箇所があるとバッティングコーチに言われたらしく頭を抱えていました。
えっ!!15ヶ所って感じですよね・・・あのバットを振るだけの動作の中に・・・
これでは、スランプ脱出どころか、イップスに陥ってしまいますよね。
プロ野球のコーチの中には、単純な事をあえて複雑に難しく教えるのが好きな方もいます。
”自分はそれだけ、難しい理論を分かってるんだ”
という選手に対しての一つのアピールなのかもしれません・・・
今までの僕が一流と呼ばれる選手達と接する中で気付いたのは、
複雑や難解な問題の中にある単純さを素早く見抜き、
対応していく能力を身につけているという点です。
物事の本質をしっかりつかめているからこそ、
スランプの時にも複雑に考えすぎることなくシンプルに対応していけるんです。
問題を難しくしたり、難解にしていくのも自分、
問題をよりシンプルに捉え簡単にしていくのも
また自分なんですよね。
本質を見抜く目を常に養っていきたいですね。
2005年09月02日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック