2006年01月09日

テイク&ギブ〜プロ野球の年棒を考える〜

ギブ&テイクという言葉を多くの人が用います。
文字通り、与え、与えられるという事です。

しかし、中にはテイク&ギブになってしまっている人もいるものです。
人から与えられて、初めて与えるという考え方です。

今日、あるプロ野球の大投手のトレーニングをしていて気付かされました・・・
年俸が思うように上がらなかったため、
「今季は頑張っても仕方ないよなぁ?」と何度も口にするのです。

与えられなければ、自分も与えないという考えではなく、
あくまで見返りを考えず与えて、その結果として与えてもらったという考えで野球をしてもらいたいんです。

相手、つまり球団にも色々な事情もあるでしょう・・・
与えた戦績に対して、満足のいくペイが与えられない事もあるでしょう。

であるなら、自分は与えないというのは寂しすぎます。
僕は「どんな状況でも今の自分の精一杯できる事をしていけば、相手も今の相手の精一杯でできる事をしていくんだ」
という考えで野球を続けていってもらいたいな・・・と考えています。
満足いくペイでなかったとしても、それが今の球団にできる精一杯なんだと考えて野球をしてほしいんです。

難しい問題かもしれませんが、僕はそれを選手に伝えました。
と同時に僕も与えられる事よりも、与える事に喜びを常に感じていられる人間でいたいな・・・と。

僕は物質的な大小ではなく、やはりお互いの精神的な精一杯の方が大切だと思うから。
それが人を生かし、生かされるにも繋がっていくような気がします。

何事、何人に対しても、まずは自分から最初に心を開いて精一杯尽くしていく事は大切だと思います。
posted by Takahata at 12:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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