2021年09月22日
夏の終わりに向かって…
蝉の最期にせつなさを感じると話を聞いた。僕もそのように感じる。夏の終わりに近づき、道端には多くの蝉が行き倒れ…あるいは最後まで懸命に声がかれても鳴き続け…その方の感性に僕自身も何か救われた思いがした。長い年月、土の中で生きて、やっと地上に出てきたら、ひと夏であっ!という間にその生を終えてしまう。蝉の鳴き声には何とも言えない懸命さがある。その懸命さには時に胸の中がせつなくなることがある。亡骸が道端で踏み潰されていたりするととても悲しくなったりもする。話せるなら蝉に聞いてみたくなる時がある…このひと夏はどんな夏だった?あっ!という間の光に溢れた世界はどうだった?きっと…そんな余計なことを考える暇もないくらい全力で懸命に生き抜いたんだろうと思う。蝉に人生を考えさせられる。そんな機会をいただいたその方にも感謝したい。
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