今日は週刊誌の『週刊現代』の取材を受けさせていただきました。テーマは大谷翔平選手の凄さをメンタルの観点から解説するというもの。取材記者の方は強豪の日本大学鶴ヶ丘高校の硬式野球部OBの方。桜が満開の国立市で取材後は東京都の高校野球話で盛り上がりました。
今は現実的な子が多いと言われるが、ある年齢くらいまでは純粋に夢を見てもいいのではないかと思ってしまう。監督と選手とが一緒になって本気で夢を追いかける時間。
仮にその夢が実現せずに夢で終わったとしても…人生の中でそんな夢を見る時間も必要なのではないかと。現実を見据えることは大切だ。しかし、現実ばかりを見て、できるだろうと自分で決めた範疇でしか生きられないのも寂しいような気もする。
大人になれば嫌でも現実を重視しなくてはならない部分も大きくなる。夢を見るということは、自分の考える範疇を遥かに超えた壮大な自分の姿を想像することでもある。でも、それを夢見てそこに向かい無我夢中になる時間がせめて学生時代くらいはあってもいいのではないか…と。
周りからどう思われようが、何を言われようがアホみたいにその夢に情熱を注ぐ時間。結果として夢破れる。いいではないか!とも思ったりする。夢を描けなかったより、夢を描いてそこに近づこうと懸命に打ち込んだその過程の時間こそが重要なのではないかと思う。
2022年04月04日
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