2022年07月10日
反対側からの目線も忘れないようにする
皆さんにお聞きしますが、一年という長さは長いですか短いですか。きっと長いという方も、短いという方もおられると思います。長いと答えられた方に人の一生を考えてもらって、短いと答えられた方には一日の過ごし方を考えてもらった後に同じ質問をすると答えが変わっているかもしれません。このように少し見方や捉え方を変えると見え方や感じ方は変わっていくのです。同じ100メートルでも、ビルの高さの100メートルは凄く高いと感じますが、平面での100メートルは100メートル走くらいの短い距離に感じます。縦か横かで感じ方は変わりますよね。日々の生活の中でもある物事を見ようとする時に、これは自分にとって不利だとかマイナスだと考えてしまうようなことがあると思います。そんな時は自分にとって、有利やプラスに見える見方を探し出していくことが大切になります。それこそ縦→横にしたり横→縦にして見たり、長→短を見たり短→長を見たりしてある意味で自分の都合の良いように物事を認識していく力も大切になるのです。他には自分の目線→相手の目線、相手の目線→自分の目線などとにかく一方からだけで見るのではなく、反対側からも見てみることが必要になります。よく使われる逸話ですが、『あるシューズメーカーの営業マンがアフリカのサバンナに靴の営業に派遣されました。サバンナの住人達は全員裸足で誰も靴なんてはいていません。あなたが営業マンならどう考えますか』という問いです。誰も靴なんてはいていないから一足も売れないと考えるのか、誰もはいていないから靴の良さを理解してもらったら全員はいてもらえる独占市場だと考えるのかです。ここは、現在は全員裸足というのをどう見るかです。見方によって天と地ほどの開きがあります。今しか見なければ絶対に不利です。しかし、今→未来、未来→今という具合に見方を変えられれば今の現状の捉え方も変わるし、今の自分がやるべきことも明確になり有利に考えていけるでしょう。
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