2022年07月24日
敢えて3年の期限を設定してみる
サラリーマン生活は約40年にも渡るロングランです。その長い年数の中に身を置いていると、一日の重みなどなかなか感じられません。またこのロングランを定年まで完走しようとするならペース配分のようにある程度ゆっくりと余力を残しながら走らなければという発想になってしまうことでしょう。そうすると一日、一年が何となくあっ!という間に過ぎていくことでしょう。ここで少し学生スポーツを考えてみましょう。一日の練習は長く感じるかもしれないし、苦しく辛く感じるかもしれません。でも学生スポーツには期限があるのです。期限が切られているからこそ心血注いで打ち込めることもあります。三年間という時間です。一生これが続くと思うと押し潰されそうなことでもゴールが見えるからこそ乗り越えていけるという側面もあるのです。期限を意識するからこそ初めてそこに至るまでの一日一日の重みや貴重さを実感していけたりするのです。多くの選手が口にするのは「3年だから頑張れた、これが10年とかなら無理」ということです。仕事もそうですが、40年というロングランと考えるのではなく、3年という期限を自分の心の中で引いてみるのもいいと思います。3年したら会社を退職しようと想定するのです。そうなると3年後には独立しなくてはいけないので、それまでに独立できるだけの自分のあらゆる実力を高めておかなくてはなりません。身につけておかなくてはならないこと、学んでおかなくてはならないことにも積極的になることでしょう。そうなると一日一日が貴重になるし、全力で取り組むしかないのです。そして3年が来たら本当に独立してもいいし、会社が好きならまた次の3年の期限を設定して次なる夢を実現できるように過ごしていけばいいのです。自分の中でそのように3年更新にして、その3年は全力で走るのです。結果として40年のロングランをダラダラ走る他の同僚よりも遥かに自分の実力は高くなっているはずです。
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