2022年08月16日
部屋の中の配置換えをしてみる
百聞は一見にしかずという言葉があるように視覚の持つ役割はとても大きなものがあります。みなさんが一日の中で一番多く目にするものといったら何でしょうか?恐らく自分の家の中の風景と会社の中の風景だと思います。人は慣れてきた風景は見ているようで、あまり目には入っていません。ここで想像してみてください。いつも住み慣れた街の風景と、旅行先の風景とどちらがより目線が動くと思いますか?当然後者です。それは新鮮だからです。目線の動きと脳の働きとの関連性に関する研究では、目線の動きが活発なほど脳の働きも活発になるようです。脳の働きが活発になるとメンタルの部分も活力がみなぎってきます。そこで、本当ならできるのであれば、会社の模様替えを定期的に行ってもらいたいのです。会社が無理なのであれば、せめて自分の意思だけで可能な自分の家の模様替えを行って、新鮮な風景を自らが作り出してもらいたいと思います。同じ家具や生活用品であっても、空間の中の配列が変わるだけで目線の動きは活発化していきます。それも難しく感じられるなら、せめて家族と食事を取る時のテーブルに座る配列を変えてみるというのもいいと思います。学校などの席替えも定期的に行うのは、クラスのみんなと接する機会を作るというのもありますが、生徒のメンタルに常に新鮮な刺激を与えて脳を活発にして学習効果を高める狙いもあるのです。やはり、一日の中で多くの時間を過ごす場所の風景はとても重要になります。
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