2022年08月17日
自分を向上させる宝物を探していく
親しくさせていただいている認知心理学の大学教授の先生から「一般の人とホームレスの人とで道に落ちているお金を見つける能力は5倍くらい違う」というお話を聞きました。意識してお金を探して歩いているのか、何となく歩いていてお金が目に飛び込んでくることの間には5倍くらい違いがあるということなのです。さらに言えば転がっているという前提で歩くのと、どうせ転がっている訳はないという前提で歩くのとでは、同じように歩くという行動をしていても目に入る情報がそれくらい違ってくるということでもあります。日常生活の中で何か一つでもいいので何か自分を向上させていくための宝物を絶対に拾ってやるんだ!という気持ちで一日を過ごしていきたいものです。日々の生活の中には自分が探し出してやろうという意識さえしっかり持てていれば、自分自身を向上させていくためのヒントが転がっているものです。何気ない日常の中で漫然と過ごしていては気づかずに素通りしてしまうようなことでも、一つでも何かを拾ってやる!という意識を持って執念で探せば必ず見つかるものです。それは出会った人の中の誰かでもいいし、耳にした言葉でも目に飛び込んできた何かでも何でもいいのです。宝探しのような楽しい気持ちで、あっ!いいヒント見つけた!という感じ日々を過ごしていけば日々も楽しく得した気分になっていくように感じます。できれば、それをノートの表紙に『宝物箱』と書いて一日に一つ自分の宝物をストックしてしていけば良いのではないかと思います。子どもの頃の宝物箱とは違い大人の宝物箱には自分を育てていく大切なエッセンスが詰め込まれていくのです。
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