【関連する記事】
2023年08月08日
朝令暮改
朝令暮改というのは悪い意味で使われる言葉だ。命令や政令などが頻繁に変更されて、一定しないこと。朝出した命令が夕方にはもう改められるという意からきている。確かに平時においては、これでは困ってしまうだろう。しかし…事態が刻々と変化する緊急時には、逆に自分が出した指令にこだわりすぎて変えることをしなければ、変化に対応できずに逆にマイナスに作用してしまうこともあるのではないかと思う。状況の変化によってベストな対応策は変化して当然のこと。一度口にしてしまったから引っ込めるのは…とか一度出した命令はどんなことがあっても最後まで貫かなくては…と思いすぎてしまうと柔軟性や臨機応変さが失われてしまう。意味のない朝令暮改なのか、しっかりとした意味を持つ朝令暮改なのかは指令を出す側も、そして出される側もしっかりと理解をしておかなくてはならないだろう。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック