指導者とは太陽や月のような存在なのかもしれない。選手とのある一定の距離を保ちつつも、いつも変わらずに選手を見守り続ける。そしていかなる時も寄り添い続ける。
時に太陽のようにその熱で選手のことを照らし、選手を温かく包み込む。そして時に月のように暗闇に迷った選手を一条の光で導いていく。
どんなに選手の心が迷い、悩み、雲が広がっていようが、時にその存在が選手の方から見えなかったとしても、変わらずにそこに居て選手を照らし続けていく。雲があろうが、その熱や光は選手の元に僅かでも届き、選手を優しく包み込んでいく。
選手には春の木漏れ日のような優しさで、夏の燃え盛る情熱で、秋の愁いのある落ち着きで、冬の北風のような厳しさで。その時々で形は変えても決して選手を見離すことなく、いつもその根底には愛情がある。そして熱と光を送り続けていく。
2023年12月09日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック