事実ではなく、真実を見つめてほしいと願う。事実は最後の夢の舞台を失ったということ。しかし、真実は自分自身の心の中にあるはずだ。真実とは自分にとって絶対的で、普遍的なもの。自分がどんな想いで日々を積み重ねてきたのか。それは事実がどうであれ、今も、そしてこれからどれだけの月日が流れようとも決して変わることのない真実。嘘偽りなく心の中に深く刻まれたもの。事実は時として時間と共に風化していくかもしれない。しかし、真実はこれから先の人生を生きていく上での心の拠り所になり指針となっていくだろう。目では事実は見えても、真実は決して見えない。でも自分の心に問えば、必ず心は真実を答えてくれる。
これから先の人生においても自分が望む結果としての事実を確実に手にできることばかりではないだろう。でも、いかにそこまでの過程に打ち込むかという自分の真実は自分次第でいかなる時でも手にしていける。人生は、自分の生き方は、真実の積み重ねでしかないのかもしれない。
打ち込んできた情熱の強さも、流してきた汗も、そして仲間達に対する想いも、誰かと比較するものでもなければ、誰かに評価されるものでもない。自分の中にこそあるもの。自分にしか分からないこと。だからこそ、これからも変わらずに真実を貫いていく人生にしていってほしいと心から願う。
2024年02月18日
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春夏の甲子園大会が中止が発表の2020年当日
掲載された橋メンタルトレーナーの高校球児たちへの
メッセージ。
どんな識者、誰よりも
球児だけでなく
心に響くメッセージです。
大きな犠牲を払ったコロナの中で球児に限らず、多くの学生達が悔し涙を流すことになりましたよね。あれを忘れることはないですよね。